第14回ハロプロ楽曲大賞'15 >> 個人ページ ハトホル

投票者情報


ニックネーム:ハトホル


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楽曲部門


1位 大器晩成 / アンジュルム :5.5pts.
  サウンド、歌詞、影響力、タイミングのどれもが突出して素晴らしく、今年1番聴いたので1位に選出。
大器晩成ではなく今、成功したいのだという強い意志が込められた本作、歌詞に呼応するように冒頭はサビで始まり、AメロからBメロを持たずにサビに繋げる構成が強烈な高揚感を生み出している。
ハロプロ流のファンク=赤羽橋ファンクとしてハロプロの枠を越えて広く知られることになり、新規のファン獲得にも一躍買った点も評価すべき点。レコーディング映像の公開なども多方面へのアピールに繋がった。
スマイレージが波乱万丈な活動を続けてきたこと、即戦力の3期が加わりアンジュルムに改名、さらにこの曲が4期メンバー加入の呼び水となった事も踏まえると、運命の力が作用しているとしか思えない、まさに奇跡的楽曲。
2位 臥薪嘗胆 / アンジュルム :2.0pts.
  アンジュの四字熟語タイトルの波状攻撃第2弾は、大器晩成に引き続いての高速ファンクチューン。新体制となって9人の個性がバランスよく作用し、歌割も偏ることなく、振り幅の大きい表現が出来ていると感じたので2位に選出。
3位 念には念 / こぶしファクトリー :1.5pts.
  今年結成された新ユニットのデビューソング。70年代ロック然としたギターリフに強いパワーを感じさせる一曲。唸るように歌い上げるダイナミックさもゾクゾクさせてくれる痛快なナンバー。最初に聞いた時のインパクトとその後の話題性はデビューノプレッシャーをはねのけるのに十分なものでした。
4位 カクゴして! / アンジュルム :0.5pts.
  対象期間の終わり際にやってきたアンジュルムのアルバムトラック。
ダンス☆マンのアレンジが往年のハロプロアティテュードを感じさせてくれるディスコファンクチューン。非つんく曲ながらも、随所に「つんくイズム」が散りばめられており、つんくイズムを最も表現していると言っても過言ではないグループに最適の曲なので選びました。
5位 Crying / ハロプロ研修生 :0.5pts.
  アップテンポな曲調に印象的なギターが絡む一曲。切なさをそそるメロディと女子高校生を主人公にしたと思われる歌詞が胸を打つ。つんくさんがこの詞を書いたであろう頃、病気で苦しんでいた最中にあったのかと思うと感情が溢れだしてしまう。このような曲を研修生に宛てたということが大変意義深いので選出。

MV部門


1位 青春小僧が泣いている (Another Ver.) / モーニング娘。'15 :3.0pts.
  昨年までのモーニング娘。を象徴していた存在である道重さんが卒業後、初のシングルであり、12期メンバーにとっても初のシングル曲。歌詞の解釈が様々な憶測を呼び、さらにMVにも深い意図が込められていそうである。諸行無常を受け入れ進化を続けるモーニング娘。の、新体制の始まりをとてもよく表現していた映像。
2位 わたし / アンジュルム[福田花音] :2.0pts.
  古き良きハロプロ感をひしひしと伝えてくる楽曲に、人一倍、自分を客観視してきたアイドル=福田花音さんの作詞らしく、楽曲テーマを福田さんのフィルタを通じて最高の形で反映させている内容。福田花音感が全開である点が素晴らしい。
3位 愛おしくってごめんね / カントリー・ガールズ :1.0pts.
  「可愛さ」に最大集中し放たれた作品。確かな実力と初々しさが混ざり合って何とも言えない愛おしさを生み出し、デビュー作にもってこいの映像が出来上がったように感じられる。儚い。

推しメン部門


和田彩花
  思い入れが相当強かったスマイレージの名前に終わりをつげ、アンジュルムとして再出発する上で、高まる周囲の期待を乗り越え、最後の同期をも見送り、メンバー愛と反骨精神、上昇志向を持ちながら、美術大好き女子大生という二足のわらじを履きこなした点は、ただひたすら、尊い。