第15回ハロプロ楽曲大賞'16 >> 個人ページ ペロたん

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ニックネーム:ペロたん


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楽曲部門


1位 泡沫サタデーナイト! / モーニング娘。'16 :4pts.
  ハロプロのお家芸である赤羽橋ファンクが炸裂する、これぞ王道のクラシカルハロプロソング。
モー娘。全盛期を思わせる景気の良いサウンドに、全アイドルファンが「待ってました!」と歓喜の声を上げた。
作詞作曲はハロ楽曲としては初めての起用となる赤い公園・津野米咲。
自身も根っからのハロプロファンということで、ツボを突いた絶妙な仕事が成されている。
キャッチーな振り付けをマネした『踊ってみた』動画や、MVに登場する金ピカデカ文字を使ったコラージュ画像が話題となり、一時は大泡沫ブームが訪れる程のリアクションを得た。
ハロプロ時代の再興を予感させるバブリーな勢いを持った秀曲。
2位 次々続々 / アンジュルム :2.5pts.
  ダンサブルなエレクトロサウンドが輝く、アンジュルムの新たな代表曲。
児玉雨子作の歌詞からは、変わりゆく状況に惑わされずシーンの最前線に立ち続けようというグループの覚悟が感じ取れる。
歌にラップに決めゼリフと様々にスタイルを変えながら披露される自由自在なヴォーカルワークは驚異。
所謂四つ打ちビートの楽曲でここまで多角的なリズムを感じさせるのはお見事としか言いようがない。
新メンバー:上國料萌衣の加入直後とは思えない堂々たるパフォーマンスも光る。
いまや娘。と並んでハロ内トップグループへと成長したアンジュルムの確かな実力を証明した、渾身の名トラック。
3位 チョット愚直に! 猪突猛進 / こぶしファクトリー :1.5pts.
  ハロプロ内きってのライブアクトが放った、必殺のアップテンポファンク!
ヒャダインこと前山田健一が作詞・作曲を手掛けた外向きの楽曲を、メンバーが得意の力強い歌声で表現。
セットリストに欠かせない鉄板曲へと仕上げることに成功している。
この曲を引っ提げ各アイドルフェスを荒らし回ったこぶしファクトリーはライブアイドルシーンで広く認知され、古参アイドルヲタクの『ハロプロ還り』を助長することともなった。
渋みと遊びを兼ね備えた絶妙なベースプレイ、全編に渡って響き渡る狂乱のハモンドオルガン等、凄腕ミュージシャンによるバック演奏も聴きどころ。
4位 どーだっていいの / カントリー・ガールズ :1pts.
  オールディーズテイストの楽曲を得意とするカントリー・ガールズが、より一層本格的なロカビリーに挑戦した意欲作。
激しくスウィングする歯切れの良いビートと阿鼻叫喚のシャウトが楽しいパーティソングだ。
総じて高い能力を誇るカントリーのメンバーだが、この曲のMVPが船木結だという事に異論がある者は少ないだろう。
その小さな体からは想像も出来ない程の男らしく野太い歌声が、我が道を行く豪胆でロックンロールな生き方を提示したリリックと素晴らしくマッチしている。
彼女たちが偉大なる音楽的レガシーを掘り起こし続けてくれる事を、これからも期待するばかりである。
5位 Dream Road ~心が躍り出してる~ / Juice=Juice :1pts.
  コンテンポラリーダンス風のコンセプチュアルな振り付けが鮮烈な印象を残す、彼女たち独自の表現によるJ=J流応援ソング。
御大つんく♂が最先鋭のEDMに挑戦した作品と言われているが、そのセンスはEDMの枠を軽々と超え、殆ど未来的な境地にまで達してしまっている。
繰り返されるメッセージと浮遊するシンセリフがヒプノティックな陶酔感を生み出し、聴くものを神秘の世界へと連れ去る。
個性的な楽曲が多いJ=Jディスコグラフィーの中でも一際異彩を放つ、独特の味わいを持った一曲。

MV部門


1位 桜ナイトフィーバー / こぶしファクトリー :2.5pts.
  なんといっても、たぐっち桜のインパクト!
花見シーズンだけもてはやされる桜の複雑な気持ちを歌った詞の世界を忠実に映像化。
主演:田口夏実の天才的な顔芸には誰もが思わず吹き出してしまうこと間違いなし。
抱腹絶倒の傑作である。
実は他メンバーの天真爛漫な表情も楽しめて、箱推しにも嬉しい仕上がり。
こぶしの映像作品は総じてクオリティが高く、制作チームの有能さが窺える。
2位 セクシーキャットの演説 / モーニング娘。'16 :2pts.
  意味深でミステリアスな設定が興味深い、映画的テイストを持った一作。
セクシーキャット役の三人が放つ妖艶な魅力は筆舌に尽くし難いものがある。
ベッドでメンバー同士が絡むシーンには掲示板サイトが祭りになるほどの反響が。
完全にエースの風格を手に入れた工藤遥の立ち振る舞い、ショッキングな程のアンニュイさを湛えた佐藤優樹の表情、所謂『まーどぅ』の活躍にも注目。
五分間全てが名シーンというような、見どころに溢れたMVである。
3位 愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間 / アンジュルム :1.5pts.
  往年のトラウマCMを思わせる奇怪で神妙な世界観を感じる異色作。
遺跡のようなロケーションと近未来風のエフェクトが融合した独特の映像美が特徴。
SNS時代を生きる人間の歪んだ精神構造を示唆するかのような、シリアスなシーンが緊張感を生んでいる。
新メンバー:笠原桃菜を大胆にフィーチャーしたロボットダンス風の振り付けも印象的だ。
アンジュルムならではのクールネスとアート性の高さが存分に味わえる作品。

推しメン部門


佐藤優樹 / 佐藤優樹
  本当に天才なんだと思う。
『歌唱力の差とは、その歌声が内包している情報伝達能力の差である。』というのが持論なんですけど、まーちゃんの歌声は聴いた瞬間に感情が直接揺さぶられて、訳もわからず涙が出てくる。
本当に、天才なんだと思います。