第16回ハロプロ楽曲大賞'17>> 個人ページてれとんぼ

投票者情報

ニックネーム：てれとんぼ

サイト：011.nagoya

楽曲部門

1位ジェラシージェラシー / モーニング娘。'17 :4pts.
　　イントロの'70年代後半風味のストリングスのフレーズが始まった時点で名曲確定。そしてこのイントロでど真ん中にいる石田亜佑美。これは石田の曲として認識されましたね。
歌詞がとても良い。総ての人にとってHealingとなりRescueとなりえるものである。
2位笑って / つばきファクトリー :2pts.
　　シティポップ的な色合いのアイドル歌謡が多かった一年だと思います。
同じ津野米咲さん作曲の「泡沫サタデーナイト」もそうでしたが、EPOなどに通ずる懐かしいメロディーラインを持っており、平田祥一郎のアレンジメントも素晴らしくて、21世紀の清水信之を感じる楽曲となっています。
3位五線譜のたすき / モーニング娘。'17 :1.5pts.
　　サウンドは'80年代のCHICAGOですよね……。「Will You Still Love Me？」を聴きたくなりました。
今世紀初頭、モーニング娘。がメンバーチェンジを繰り返していたとき、「シカゴみたいなものになるのかな」と想像していたのを懐かしく思います。アルバムタイトルに番号が入っているという共通点もありましたし……。その頃の自分からすれば、待ってました！って楽曲が出てきたってことなのかなと。
4位闇に抜け駆け / こぶしファクトリー :1.5pts.
　　まだメンバーが8人だった春のツアー、こぶしを観るのはそれが初めてだったんですが、Tower of Powerにも通ずる楽しさを持った楽曲群とリズムに圧倒されまして、当時の新曲「闇に抜け駆け」はその筆頭でしたね。
16ビートのファンクに乗っかってる伊藤ケイスケの三味線が他にない特色ですね。ブラスアレンジは、こぶしファクトリーの楽曲で数多く参加している竹上良成。
間奏明け、広瀬が「あたしこそ　ガッ」って歌う箇所が好きですね。
5位ファイナルスコール / ℃-ute :1pts.
　　作詞・作曲：SHOCK EYE。実に、アイドルヲタクの視点や考えに合致する素晴らしい歌詞ですね。こういう真っ直ぐなビジョンを失ってはいけないなと、聴くたびに考えさせられます。山内まっしょい優さんのドラムも大好きです。
あらゆるアイドルグループにお別れの日が来ることは決まっていて、ファイナルスコールが等しく降り注いだのが2017年だったと思います。

MV部門

1位若いんだし! (Complete Edit.) / モーニング娘。'17 :3pts.
　　バスが登場するアイドルのMVと言えば、AKB48「10年桜」、LinQ「Supreme」、アップアップガールズ（仮）「パーリーピーポーエイリアン」なんかが即座に思い浮かびます。元・横浜市営バスの、至って普通の路線バスの車両に歌声を乗せたモーニング娘。'17は、2017年に最も待ち望まれたアイドルグループの姿かたちだったと思うんです。

2位弩級のゴーサイン / モーニング娘。'17 :2.5pts.
　　曲調が「みかん・10イヤーズアフター」って感じがしました。
白い背景の映像に白い衣装というのは、最初見たときは「あ、やっちまったかな……」と思ったんですが、下記の、2:20以降の展開が好きすぎてもはや気になりません。
山内優のドラムに続く、ドイツ語（？）の歌声……何だかヒャダインっぽい曲調……ここに合わせた映像……矢印を持ったメンバーが、次のメンバーの矢印の中にズームアウトしてゆく……を観るなり、Perfumeの「Love the World」（2008）の箱や、でんぱ組.inc「でんぱーりーナイト」（2014）の額縁のズームアップを思い出しました！！
そしてそこに、「すべて　私のものごと　真底愛してる」って歌詞が合わさる………ホロリときました。どんな形であれ、それぞれのアイドル史を送ってきた人々への最大の肯定じゃないでしょうか。その意味でも「みかん・10イヤーズ・アフター」なんです。
3位リアル☆リトル☆ガール / ハロプロ研修生北海道 :0.5pts.
　　2017年3月。ハロプロ研修生『天まで登れ！』のMVが公式チャンネルから突然削除されて「あれ？」って思ってたら突如アップロードされた映像。
自分の地元というものは、天然の鎖国であり、アイドルから戦力外通告を宣告された土地なのだという意識がずっとずっとありました。
大きなグループは拠点をおかず、小さなグループには「全国ツアー」から外されることは常。
あの天下のアップルストアだって移転と称して消えたままの土地ですから……。
しかし、ハロー！プロジェクトは違った。北海道の準本拠地化が着々と進んでますよね。これからも楽しみです。