第16回ハロプロ楽曲大賞'17 >> 個人ページ 猫平小太郎

投票者情報


ニックネーム:猫平小太郎


楽曲部門


1位 ジェラシー ジェラシー / モーニング娘。'17 :3pts.
  イントロのストリングスから、ビートが乗って一気にスイッチオン!
珠玉のファンクミュージックの始まりです。
ブリブリとうねるベースラインが気持ち良く、ストリングスのリフが鮮やか。
前半のラップ部分では、ギターカッティングとバスのリズムだけ。
後半のラップもバスのリズムとシンセのSEだけ。
音の数がこんなに少ない「アイドル楽曲のラップ部分」って、珍しいのではと思います。
あと、これは皆さんも触れると思いますけれど、「Rich」「Young」「Girly」「細い」の語感ですよね。細いて!!
個人的な聞きどころとしては、Bメロ。
ベース音が無くなって「小田様」と「ちぇる」の登場。
小田ちゃんは言うまでもないですが、この曲って実は野中氏の大活躍曲なのではないかと。
ラップの英語の発音もカッコイイし、何より、「ジェラシーがあるから女の子は成長していく」というのが、彼女にピタッとハマってる気がします。
2位 若いんだし! / モーニング娘。'17 :2.5pts.
  爽やかなEDM。トロピカルハウスというやつですね。
最初に聞いた時は「凄いのキタ!!」と思ってたんですけど、周りのハロヲタの方々は「サビどこやねん」みたいな反応。
いやいや、サビちゃうねん。シンセのフレーズに向かってビートが足されていって、解放されるあの感じが最高なんだよ!!と心の中で思ってました。笑
あとツイッターで、「What can I DoのDOを、4つ目だけ半拍遅らせてるのが、あそこだけもったいない(ヲタ)」という書き込みに、「なるほど、考えもしなかった(つんく)」といったやりとりがあったんですけど、半拍遅らせてるのがフックになってて、そこがいいんじゃないの?!と思ったり。笑
なんか、自分の意見と違うと否定してしまう、ひどいコメントになってしまいましたが、それだけ愛があるということでお許しを。
まだ、若いんだし!笑
3位 BRAND NEW MORNING / モーニング娘。'17 :2pts.
  今年の3位。僕の中での評価として、この曲で一番印象的な繰り返し使われるフレーズの「We’re BRAND NEW MORNING! 」に全振りです。笑
あれだけリフレインしてるのに、くどくない、めちゃくちゃカッコイイフレーズを生み出したことへの敬意というか。
個人的には、「新時代の幕開け」とか「時間(とき)を超えて行くぞ」のフレーズはちょっとダサい気もするんですけど、それもクセになって良くなってくる不思議。
あとは、小田さくら先生。さすがすぎます。

4位 笑って / つばきファクトリー :1.5pts.
  イントロの吸い込まれそうなシンセのフレーズから一気にファンクビート。
いわゆる赤羽橋ファンクですね。気持ちのいいビート。
つんくの曲じゃないけど、この曲のビートは彼へのリスペクトが感じられるなぁ、なんて思ってたら赤い公園の津野さんだったんですね。
さすがハロヲタ。泡沫もそうでしたが、キャッチーなファンクミュージックを作りますねぇ。
個人的には、サビのメロディが耳馴染みが良すぎるかな、と思っていて、もう少し外したりしてもらえると個人的にグッと来るんですけどね。
5位 地団駄ダンス / Juice=Juice :1pts.
  これまでのハロプロの中でもたまーにあった、ヘンテコなんだけどクセになるタイプの曲。
つんくの曲じゃないけど、「つんくが作った」と言われてもわからないような不思議な中毒性があると思います。
しかも、それをスーパー歌唱力グループのJuice=Juiceに歌わせるというところがね。
リズムにクラップの音や打ち込みの音を使用しており「最近のエレクトロダンスミュージックの音」で単純にかっこいいんですけど、ギターのカッティングがスカで入ったり、間奏で印象的なシンセのフレーズがあることでクセになるのですね。
個人的に、「♪孤独な横断歩道」の高木ちゃんはさすがだなと。
こういうコミカルな曲でも聴かせるって、ヤバいですわ彼女。


MV部門


1位 魔女っ子メグちゃん / アンジュルム :3pts.
  今年一番印象に残ったMVはこの曲。
かっさーの「2つの胸の膨らみは~」というダンスの躍動感に加え、サイドに控えるタケちゃんとむろたんのしなやかさ。完璧じゃないですか。
最初はかっさーを見てるんだけど、時間が経つと気付くのです。
あれ、俺むろたんばっかり見てるなと。
あの子の腕の角度、指先、表情、どうなってんねん。
ただのカバー曲だと思ってたけど、この曲はオリジナル以上の魅力になったのではないでしょうか。
2位 笑って / つばきファクトリー :2pts.
  サビ以外はメンバーが真顔で不思議なことをするという奇抜なMV。
「笑って」という曲のタイトルを意識してのつくりだと思いますが、僕は好きですよ。
小道具の量がかなり多く、マラカス、メトロノーム等リズムを刻める奴らからの真顔でドライヤー、シュールで斬新でした。
3位 ナミダイロノケツイ / アンジュルム :1pts.
  曲調や歌詞が相川さんの事を思わせるグッとくる曲ですが、淡い淡い色彩のMVがそれを助長させるように美しい。
最後、メンバー皆で手を繋いで天を仰ぐところ、ここも好きなシーンですが、左側のメンバーのスカートだけ妙に揺れているのがドローンの風の影響なのか、とか色々考えるのも楽しかったです。

推しメン部門


室田瑞希 / アンジュルム
  今年℃-uteが解散して、ハロプロのエースと呼ぶにふさわしい子が「鈴木愛理」から誰かへ遷移するのだとしたら、個人的にはJuice=Juiceの「宮本佳林」になるのかな、と思っています。
しかし、むろたんは佳林ちゃんの次点、いやいや、むしろその座を脅かすほどの、アイドルとしての総合力の高さを持っているのではないかと遅ればせながら、最近気づきました。笑
雌豹のような妖艶な表情、音のはめ方、指先まで神経が研ぎ澄まされたような性を感じさせるしなやかな踊りには、思わず息を呑んでしまう。
歌唱力の方も、今年に入ってわかりやすくビブラートもかけるようになり、ナミダイロノケツイを最初に聞いた時はビックリしたのを覚えています。
現在のアンジュルムでは、絶対的エースが存在しないシステムですが、その中でもエースの貫録というのが出てきた彼女にとって、来年は凄い一年になるのではないでしょうか。