第17回ハロプロ楽曲大賞'18 >> 個人ページ hikari (kacurakemuyama)

投票者情報


ニックネーム:hikari (kacurakemuyama)


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楽曲部門


1位 Vivid Midnight / Juice=Juice :2.5pts.
  Juice=Juiceは「歌が上手い」グループでは無く、「歌を楽しんじゃうグループ」だと私は常々思っていた。それぞれ個性が強い歌声を聴かせてくれるし、個人的には歌っている姿が一番好きなハロプロのグループでもある。この曲を聴いて、そしてMVを見て、このグループの「楽曲と歌がガチガチにハマった時の強さは凄いな」と思った。楽曲は、K-POPの衣装をまとったスイートファンクといった趣。そして「上手く歌おうとすればいくらでも歌える」曲でもあるかのように思う。ただ、そこは「歌を楽しんじゃうグループ」。全体を通して感じられる感情表現の豊かさが聞いていてとことん楽しい。特筆すべきは1番Bメロの段原瑠々のソロパート。これまであまり聞けなかった柔らかな歌声から放たれる甘い雰囲気にグッとくる。2019年もメンバーには歌を楽しんでほしいし、私たちも彼女たちの歌を楽しみたいので、それ相当の楽曲をお願いしたい。
2位 Uraha=Lover / アンジュルム :2.5pts.
  どうしても力強さとかガツガツしている感じのイメージが先行してしまうアンジュルムだが、昨年のシングル曲のうち、「君だけじゃないさ…friends」を聴いて、他の曲ではあまり感じられない「丁寧な歌い方」こそ、アンジュルムの本当の歌の魅力なんじゃないかと感じていた。それがより明確に、グループの特色として現れたのがこの「Uraha=Lover」なのではないかと私は思う。少しばかり懐かしめの世界観で繰り広げられる失恋ソング。強がり、という言葉だけでは片付けられない複雑な感情を、丁寧な歌で表現している。一番印象的なのは2番Aメロの川村文乃のソロパート。せめて笑顔で…と思い出を振り返るように歌う部分は、同時に強烈な切なさを抱かせてくれる。ここが印象に残らない人なんているのかというくらいである。歌だけ取ってみれば実はアンジュルムは正統派のアイドルグループなのかもしれない…。
3位 低温火傷 / つばきファクトリー :2pts.
  「ハロプロらしさ」という点で考えると、この曲は決してハロプロらしい曲ではない。正直、他のアイドルだってこういう曲はあるように思う。それでも投票曲として選んでしまうほど魅力的な曲なのである。大橋莉子のキャッチーなメロディーと近藤圭一の疾走感あふれるアレンジだけでも十分に冬の世界を作ってくれているが、児玉雨子の楽曲のノリやスピードを壊さない程度の言葉遊びと、聞き手を曲の世界観にグイグイと引き込んでいく表現力はさすがの一言で、思わずひれ伏してしまうばかりである。歌の面は決して誰か一人が目立つ仕上がりでは無いのだが、透明感あふれる歌を聞かせてくれるメンバーが多いおかげで逆に全部聞き逃せない気にさせてくれる。まさに「脱・ハロプロ感」を象徴する一曲である。
4位 デートの日は二度くらいシャワーして出かけたい / つばきファクトリー :2pts.
  もはや気持ち悪いほど神経質な女の子の感情を、つんく♂曲特有の絶妙な「言葉と言葉の空間に漂う言葉にならない思い」とともに描いている。最初のフレーズ目が「着替えても」、次のフレーズも「着替えても」…この時点で完全に悪循環に入っている感じがひしひしと伝わってくる。歌詞の中で細かい情景の説明をしなくても十二分に雰囲気を出してくるつんく♂曲の強いところがいきなり出てきている。江上浩太郎のなかなか気持ち悪い(良い意味で)のサウンドの奥底から湧き上がってくるギターの音は「心の沸き上がり」を示しているようで、そんなもん出して来たらホントにたまんない。つばきファクトリーのメンバーの歌は、感情をストレートに表現するメンバーが多いのか全体を通してなかなか狂おしい。つまりのところ、ある種アイドルらしいのにアイドルらしくない、なんとも不思議な曲である。
5位 Etcetera / PINK CRES. :1pts.
  「PINK CRES.はこういうユニットです!」という明確な意思表示のハードバージョンといったところか。「さっさと忘れて次の恋にいこうよ」という主張をここまでかっこよく見せちゃったら「よっしゃやったる…!」ってなりますわ。こんなにセクシーで強気なかっこよさを身にまとい始めた女友達が3人もいるんだぜ…?歌詞の主人公が羨ましい(もちろん女性に限る)。いよいよ覚醒された感のある夏焼雅のボーカルはユニットを引っ張っていくのに十分魅力的であるし、二瓶有加が負けじと猛追している感じも熱い。小林ひかるのガーリーなラップもなかなか声に合っていて興味深い。PINK CRES.のボーカルやラップへのこだわりは、この曲が収録されているアルバム「えとせとら」を通して聴いても相当なものであると感じているので、これから先どう仕掛けていくのか…実はハロプロのグループ以上に楽しみだったりもする。