第6回アイドル楽曲大賞2017 >> 個人ページ アイドル物語

投票者情報


ニックネーム:アイドル物語


メジャーアイドル楽曲部門


1位 不協和音 / 欅坂46 :2.5pts.
  昨年のアイドル楽曲大賞2016 1位「サイレントマジョリティー」。
全ての歌手が代表曲の更新に苦労する中、デビュー2年目にしてあっさり代表曲更新。
同時に、グループとは真逆のベクトルで真っ逆さまに闇落ちしていく平手友梨奈の物語性はアイドル界のみならず芸能界でも際立った。
個人的感覚だが、平手友梨奈を見ていると天野喜孝の絵を思い出す(ファイナルファンタジーシリーズのイラストレーター)。実写版を見ているよう。
その鬱々しさは坂道AKB/誰のことを一番愛してる? でもいかんなく発揮されていた。
平手友梨奈の個性とグループコンセプトの組み合わせが機能し続ける限り、今後も快進撃が続くだろう。
2位 Nothing. / BiSH :2.5pts.
  AKB・坂道グループ以外で今年一番物語性を感じたのがBiSH。
幕張メッセイベントホール7000人が公演1週間前に完売。
間違いなく来年は日本武道館公演だろう。前・BiSからの悲願である。非常に熱い展開。
この曲はBiSのファイナルダンスの続編。選ばざるを得ない。
前・BiSは呪縛でもある。武道館を終えた時、BiSHの本当の物語が始まる。
2018年のBiSHに期待大。
ただ、渡辺さん。あんたVerのスパークが良すぎて、選択肢があるなら選んでたわ。
3位 なないろ / 私立恵比寿中学 :2pts.
  松野莉奈の訃報は、アイドル話題大賞2017ならばブッちぎりの1位。
自分はしばらくエビ中の曲、聴けなくなるほどショックだった。
在宅なので、アイドルの卒業も死亡も、画面で見れなくなる点においては一緒なのだが、やはり意味が全然違った。このやるせなさを卒業から感じることは不可能。
このまま解散か、とまで考えていたが、エビ中の出したアンサーがこの曲。
物語派として、選ばざるを得ない。
ただ、曲としては感情電車の方が好き。
そんで、ぁぃぁぃの転校は物語として最悪。
4位 WWDBEST / でんぱ組.inc :1.5pts.
  昨年2016 / 12月発表の曲なので印象が薄くなってしまっているが、アイドル文化史においてでんぱ組.incの果たした功績は大きいのでランクイン。
当時から曲タイトルに不穏なものを感じていたが、それは最上もがの脱退によって現実のものとなった。おそらく当時の時点で脱退は決定していたのだろう。
作詞作曲 / MVともに、でんぱ関連作家オールスターズによる共作という、全ての面でWWDBESTな1曲。
アイドル楽曲大賞は11月上旬までの楽曲から選ばれますので、アイドル運営の方々には、今後、新譜の発表を11月上旬までにお済ませ頂きますよう心よりお願い申し上げます(錯乱)。
5位 三番目の風 / 乃木坂46 :1.5pts.
  3期生楽曲。
要は追加メンバーなのだけれど、単独グループでデビューさせた方が絶対金になっただろうに、ってほど圧倒的なビジュアル。
理想をはるかに超える奇跡的な補強になった。
アイドル界をJリーグとすると、乃木坂は1チームだけレアルマドリード状態。Jリーグオールスターズでもレアルには勝てない。
国民に知れ渡る代表曲が無い事を本人たちは気にしているが、物語派的観点から言うと、アニメでも作画は良いが内容が冴えない人気作は沢山ありますよ、と。
要は円盤が売れる物語性が演出できれば、優れた部分はビジュアルでも楽曲でも炎上商法でも何でも良いっちゃ良いのです。

インディーズ_地方アイドル楽曲部門


1位 ribbon / sora tob sakana :3pts.
  オサカナちゃんはポストBABYMETALなんじゃないか。
ヘビメタという古典+アイドル=BABYMETALに対し、
ポストロックという現代音楽+アイドル=sora tob sakana
古典vs現代。
アイドル文化史の新たな1ページを垣間見せてくれている。
現代音楽のパイオニアといえばブクガだけども、バンドサウンドでBABYMETALに真っ向から対立するオサカナちゃんに自分は一票を投じたい。
1曲しか選べないなら、特に変拍子が際立つこの曲になる。
2位 3WD / Task have Fun :3pts.
  タスクの評価ポイントの1つとして、低予算でも良質なMVに仕上げる有能なスタッフの存在があげられる。
ネット視聴で初めて楽曲にアプローチする機会が多い現代において、MVのクオリティはグループ認知の生命線。
乃木坂46レベルになると個人PVによって、グループ→個人まで認知の幅・深度を広げている。
3WD、マーブル色の気持ち、どちらもとてもよくできたMV。今後ともこのクオリティを維持してもらいたい。
3位 ときめけ☆アフタースクール! / 転校少女歌撃団 :2pts.
  でんぱ組.incのくちづけキボンヌを彷彿とさせるが、そんなの関係なくただただカワイイ曲。
5人体制時の平均ビジュアルは他の同程度人数グループを寄せ付けぬ高さで、増員しなくても売れる要素はあった。
1500規模の箱なら余裕で埋まるポテンシャルがあるグループ。
頑張ってもらいたい(運営に)。
4位 SOCiALiSM / BiS :1.5pts.
  新メンバー加入、アヤ・エイトプリンス異動、カミヤ・サキ加入によってBiSがどう変わるのか不安だったが、この曲のMVを見たら称賛するしかなかった。
特にカミヤ・サキの短髪、キカ・フロント・フロンタールの白塗りによる「これがBiSだ!!」という説得力。
ペリ・ウブのセンターっぷりも相まって、一気にBiSHとの距離を詰めた感がある。
5位 アイデンティティ / さくら学院 :0.5pts.
  中3・倉島黒澤のユビキリと迷ったけど、よりドキュメンタリー性の強いこっち!
ただ、さくら箱推しなので、贔屓して5位! 本当は7位!

アルバム部門


1位 『エビクラシー』 / 私立恵比寿中学 :3pts.
  期間生産限定盤のメンバーソロが素晴らしい。
歌唱のキャラクターの幅広さはアイドル界随一。
どんなジャンルでも誰かはビタッとハマる。
2位 『BUBBLE』 / ヤなことそっとミュート :2.5pts.
  1曲目のイントロからゴリゴリのギターリフで耳をかっさらい、終わるまで耳が離せない。自然なストーリーを感じる見事な全体構成。
3位 『WWWDBEST ~電波良好!~』 / でんぱ組.inc :0.5pts.
  運動部系のももクロへの逆説として、文化部系のでんぱ組.incがあったと。
売れた理由は最上もがだけじゃないと思っています。
アイドル文化史の1ページを刻んだでんぱ組.inc 第1章のまとめ。昨年末から選ぼうと決めていました。
アイドル楽曲大賞は11月上旬までの楽曲から選ばれますので、アイドル運営の方々には、今後、新譜の発表を11月上旬までにお済ませ頂きますよう心よりお願い申し上げます(錯乱)。

推し箱部門


さくら学院
  元モー娘。矢口真里、元AKB川栄李奈、元℃-ute岡井千聖 など。アイドル引退後も活躍してる人は稀少です。
学業をおろそかに青春時代の全てをアイドルに注いだその他大勢の元アイドル達は今どんな人生を歩んでいるのでしょう。
アイドルは、普通の人生では得られない多くの経験が得られるでしょうが、同じぐらいリスクも潜んでいるでしょう。
さくら学院はリアル中学校卒業と同時にグループも卒業という鉄の掟があります。
このまま芸能界で生きていくのか、一度考える機会を与えられるのです。
ねねどん、りのん、しらさき、大賀は学業の道を選びました。
そしてそんな可能性もあるグループだからこそ、その刹那的な物語がより美しく輝いて見えます。