第10回アイドル楽曲大賞2021 >> 個人ページ ゆとリ

投票者情報


ニックネーム:ゆとリ


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メジャーアイドル楽曲部門


1位 7月のサイダー / 超ときめき♡宣伝部 :3pts.
  とくに目新しいものは何もないが、素直に「良い曲だ」と思える、スッと耳に入ってきて体によく馴染むストレートな青春歌謡ポップロック。テーマ的には8月のサイダーの方が適当だが語感的には7月で正解だし、作者の意図も同様かと思う。で、作者の意図とは違うだろうが、まだ幼い歌詞がテーマや曲調の上に乗っかってプラスの方向に働き、さらなる若さを演出している。もちろん、もっと上手な歌詞であればさらに良い曲になるかもしれないが、大切な何かがスポイルされてしまう可能性もあるから、これはこれで、のやつだ。そんな楽曲をさらに高めているのが、指先のダンスに注力した振り付け。楽曲と比較してアイドルダンスに対する興味がゼロに近い自分が感動して興奮した、今年の(去年だけど)振り付け部門圧倒的第1位です。ありがとうございました。
2位 ペチカの夜 / アイナ・ジ・エンド :2.5pts.
  アイナの100近くを引き出せた曲じゃないだろうか。歌詞やMVの映像などに余計なもの、邪魔なものが何もない。わざとそう歌わせているか修正をしなかっただけか、彼女の特徴でもあるしゃくりブレスが多すぎる部分は素人っぽくて好きじゃないが、それ以外は完璧。6分半という曲の長さをまったく感じないほど没入させてくれる。
3位 ぷにゅ / つぼみ大革命 :2pts.
  コレサワの変態的視点に内包されているのは、男女を問わず、欠点と捉えられてコンプレックスになりうるものが、じつはアピールポイントにもなるんだよというエール。マニアックな着眼点とピックアップではあるが、そこにあるのは、かわいくデコレートされた秘密の真理、普遍性ではないだろうか。べつにあたりまえのことなんだよ、ぷにゅっとしたところが好きなのは。ねえ。
4位 あくびLetter / 日向坂46 [カラーチャート] :1.5pts.
  タイトルを文言にするのもおぞましいかとしセンターのシングル以外で好みに合い、そのうえ渡邊美穂参加ユニットできてくれたのがうれしい。「おまえはEMOEのレラリンルンリンランか」というほどシンバルがうるさすぎて邪魔なのが玉に瑕なので、高橋愉一編曲で聴いてみたくもある。ちなみにレラリンルンリンランのシンバルはそこまで邪魔でも嫌いでもない、うるさいけど。
5位 ファーストキッスは竜人くん♡ feat. 清竜人 / ねもぺろ from でんぱ組.inc :1pts.
  多くの者たちに私もまた竜人なのかもしれないという気づきを与えてくれた曲。女性アイドルに提供する曲があまりにも良すぎて他の活動で今一つ跳ね切らない印象がある人ランキングで杉山勝彦と1、2を争う呪いのような十字架を背負う清竜人、しかしやはりアイドルとの親和性が高すぎるのでこれはもうどうしようもなくしょうがない。この曲は濃厚すぎて耳もたれもするが、ついついまた竜人節を求めてしまう。

インディーズ_地方アイドル楽曲部門


1位 プロミスミー / EVERYTHING IS WONDER :3pts.
  YouTubeでたまたま見つけたあと何度も繰り返し視聴していたCecilの曲がEVERYTHING IS WONDERというグループのアルバムに収録されていると知って歓喜したが、配信で手に入れられるまでが永遠のように長かった。その分、思い入れも強い。前身?的なCecilのLIVE映像と比較して、半分セルフカバーのような今作はなかなか耳に馴染まなかったが、何度も繰り返し聴いているうちに違和感もなくなった。アルバムで選出しているし、どうせ俺の1票くらいしか入らないし、インディーズは他に投票したい曲が山ほどあるし、などと思って当初は投票から除外していたが、やはり今年聴いた中では一番好きな曲なのだから、両グループ分を合わせて素直に1位投票するべきだと決心して。オケ、メロ、リズムはもちろんのこと、サビがあまりにも気持ちよすぎて、ずっと頭に残ってリフレインする。
2位 抱えきれないわ / SAKA-SAMA :2.5pts.
  MVを視聴した一度で完全にもっていかれた。3分に満たない時間の中、的確に絞った音数に綿菓子のようなふんわりとやさしく甘やかで儚くせつない歌声をのせた、暖かさと寂しさが胸に残る非常にエモーショナルな曲。調べたら去年のアルバム内の曲ということで、聴き逃していたことに後悔したが、楽曲大賞的には今回分のノミネートだったので助かった。それでも、後悔の分が去年の曲という印象を強めてしまい、いい曲が山ほどあるインディーズで投票はどうしようかなと最後の最後まで迷いに迷った。が、素直に、耳と心に従うべきだと。本当に、抱えきれないけれど、そんなこともしあわせの一つだったりするのかもしれない。
3位 Tap Tap Tap! / クレイビット :2pts.
  もういいかげん一通り出尽くしただろうという中、まだ違うジャンルが出てくるのかよ、という衝撃。なんでもありのアルティメット、アイドルの音楽世界は奥が深く、底が深く、果てがない。レトロフューチャーなエレクトロスウィング。歌の世界観と音の世界観が乖離しているような融合しているような混沌。ポップでダークでヘヴィでクールな突然変異。バチくそカッコよすぎて参るね。
4位 pyoin / グデイ :1.5pts.
  グデイはアルバム投票したかったけど、ノミネートされていたとしても一まとめにされず分割されて悩んでいただろう。で、各曲ごとになっても良い曲ばかりだから余計に悩むことになるのだが、結局俺はギターロックが一番好きで、こいつのリフにやられたということにして。一番聴いてるし、MVもかわいいしね。
5位 デジャヴ / NELN :1pts.
  萎えてシラけるような問題があったとしても、やっぱりこんな良い曲を出してくるから困る。鼻の上だけで歌っているような脱力感のある気怠いヴォーカルディレクションが超秀逸。最高の歌い方、だけど一番いい歌い方をする子もやめちゃうんだよな……。アイドルの宿命にどこまで抗えるか。良い新メンが入って再々始動が上手くいくことを草葉の陰から見守っています。

アルバム部門


1位 『WONDER OF YOU』 / EVERYTHING IS WONDER :3pts.
  「HELLO!」のMVを視聴してその音に一発で掴まれたのち、今年みつけた中で一番好きな曲だったCecilの「プロミスミー」がアルバムに収録されていると知り、是が非でも手に入れたいと熱望していたが、CDの購入がとても難しく、このまま一生聴くことができないのかと苦悶していたところ、永遠のように長い数十日を経て、ようやく配信にて入手できたという物語が上乗せされている分、思い入れが強い。そんな膨らみすぎた期待にしっかり応えてくれる出来だったのがうれしい。年代的に昔好んで聴いていたタイプの音、というわけではないのだが、やはり耳によく馴染むのだろうか。ジョイ・ディヴィジョンとかおっさんになってから初めて聴いたけど最高だったし。よいものは時間に殺されることがない。
2位 『強くて消えそうな不器用な旋律』 / WT☆Egret :2pts.
  「SHIRASAGI DISCO」を初めて聴いてから、待ったね。なんか知らんけど、あのクオリティの曲をアルバム全編に詰め込んでくれそうなところだという妙な期待と信頼があった。曲以外ぜんぜん何も知らないのに。そして、きっちりと期待に応えてくれた。清くクールでキラキラしくソリッドで気持ちよい。ベストな1st。
3位 『FRUN FRIN FRIENDS』 / FRUN FRIN FRIENDS :1pts.
  『lost child』というタイトルからよさげな期待はしていたが、まったく予想もしていなかったSigur Rosのようなオープニングをブチかまされて驚愕しているところに、「アシモフが手品師」というわけわからなくてかっこよすぎる名前のユニットからの半セルフカバー『pola』のわけわからない進化に(最初は気づかなかったので新曲のように聴いた)衝撃をたたみかけられ、このアルバムではダークヘヴィな音のつくりで行くのかと思っていたところに、つるうちはなのポップ3連打で心の耳キーン。翻弄されるまま、音と歌の波にさらわれ渦に巻き込まれ、気づいたら終着に流されていた。参った。耳にしたことのある数曲も今回のアルバムで聴くとより良く聴こえてしまった。そしてまた1から聴き直す。繰り返す。参った。ちなみに読みは「フルンフリンフレンズ」です。

推し箱部門


RAY
  NaNoMoRaL、えふちゃん