MV部門
1位 気になるその気の歌 / モーニング娘。'25 :3pts.
ハロプロ奇曲は数あれど、やはりその先頭を行くのは大看板・モーニング娘。しかいないというのを心の底から思い知らされたMV。突然始まる生田VS弓桁の格闘ゲーム。生田の波動拳をゆっくりしゃがんでよける弓桁。空中を飛行する巨大な金棒。突発的な祭り。そして、「気になる」だからの大樹。すべてに意味があり、すべてが意味不明。こんな世界を構築できるからこその30年来のアイドルグループであり、ハロプロのどのグループもここまで吹っ切れた表現は絶対にできないだろう。この曲こそ、今年下半期に攻勢をみせたJuice=Juiceの売り込み方のようなやり方ができなかったかと今頃になって歯噛みしてしまう。
2位 SUPER IDOL -Especial- (Single Ver.) / 宮本佳林 :2pts.
MVを見て泣き、リリースイベントに行って号泣した。こんなにもファンのことを全肯定してくれる曲があっただろうか。「自分は半分欠けた存在。だからあとの半分はかけがえのないみんな」なんて言われて喜ばないファンはいないだろう。リリースイベントの狭いブースにぎゅうぎゅうに押し込まれたファンたちの視線一人一人に手を振り返る手を振り返す姿はまさにこの楽曲そのもの。MVにもあったファンレターで作られるハートはわれわれファンの思いであり、宮本佳林がファンー送るメッセージでもある。
3位 YES! 最幸でしょ♡ / 道重さゆみ :1pts.
当人の芸能界の引退後に聴いた曲だが、大森靖子のまるでイタコの口寄せのような歌詞が見事でもはや愛情や信頼だけでは書けない、伝承を語り継ぐ精神で書き下ろしたと思う。それだけ道重さゆみの存在は偉大だったし、その絶大な『信仰』が彼女にとってとんでもない負担になっていたことは想像に難くない。それでもこの歌詞を全力で歌い切り、ファンへの肯定と感謝を送り、潔く去っていく彼女の姿に我々はただ手を振ることしかできない。それでも言いたい。本当にありがとうと。
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