第24回ハロプロ楽曲大賞'25 >> 個人ページ 青島玄武

投票者情報


ハンドルネーム:青島玄武


サイト:カルバートン・スミスの告白


推しメン: 北川莉央 / モーニング娘。'25


  もはや鞘師以来のエースと目されたその光は幻となってしまった。思うだに鼻の奥が酸っぱくなってしまうが、結果的には2025年をハロプロのSNS元年の年としただけでもその存在は有意義だったのでないか。彼女の行動は軽率に余りあったが、そんな彼女がハロプロの看板をちゃんと背負おうとしたのは事実だし、ステージで結果も残してきたことを忘れてはならない。

楽曲部門


1位 右肩の蝶 / 佐藤優樹 :3pts.
  アルバムのリリースイベントにてい間近で見ることができたのだが、今までのどのLiveパフォーマンスよりも吹っ切れていて、すべてに迷いがなくなったような歌声になっていた。雑誌のインタビューなどでも「音楽が怠け者の自分を導いてくれた」と言っていたが、自分から見れば音楽と彼女の魂とのが共鳴がようやく風をつかんだブランコのように再び挙動し始めたに過ぎない。だからこそ、自分の出来得るすべてのことをこの曲にぶつけ、編曲陣も本来の電子音から生のブラスサウンドに思いを込めた。「和製ジャニス・ジョプリン」と呼ばれた佐藤優樹の、巧拙を超えた魂の叫びに出会えただけでも今年を生きた喜びとして寿ごうと思う。
2位 Small Voice / 佐藤優樹 :2.5pts.
  それは独語であり、聴衆へのメッセージであり、佐藤自身のいいわけであり、未来への遺書でもある。そんな楽曲。「自分がコンサート中に親が死んで、コンサートに行けないかもしれない。そんな時でもこの歌でせめての彩への感謝の言葉としたい。そして次の未来でも歌っていたい」そんなこちを考える20代がどこまでいるだろうか。まさに覚悟の一曲である。
3位 光のうた / アンジュルム :2pts.
  上國料萌衣が、自身のアイドル人生の中で一番好きな曲と言っていたが、ゴスペル調の明るさ全開の曲調とすべてを肯定していく歌詞は、彼女の好きだったアンジュルムそのものなのかもしれない。多々の卒業きかょくにしておくのは本当にもったいない。ずっと歌い継いでほしい曲である。
4位 シークレットサマー / つばきファクトリー :1.5pts.
  「一時的な気の迷いをすべて夏のせいのしてしまおう」という平成夏歌謡曲あるあるをアイドルソングとしてパッケージしなおした佳曲。浮気ソングをまだ高校生のメンバーに歌わせる、いまだに続くハロプロならでは習俗にも注目したい。
5位 星屑のエスケープ / 稲場愛香 :1pts.
  YMO『君に胸キュン』を彷彿とさせるテクノ系シティポップ曲。確信犯的に恋人がいようがいまいが気になる男子を誘惑する魔性の女をポップかつクールに歌い上げた。ジャケットやMVのバブル景気後期感も最高。


MV部門


1位 気になるその気の歌 / モーニング娘。'25 :3pts.
  ハロプロ奇曲は数あれど、やはりその先頭を行くのは大看板・モーニング娘。しかいないというのを心の底から思い知らされたMV。突然始まる生田VS弓桁の格闘ゲーム。生田の波動拳をゆっくりしゃがんでよける弓桁。空中を飛行する巨大な金棒。突発的な祭り。そして、「気になる」だからの大樹。すべてに意味があり、すべてが意味不明。こんな世界を構築できるからこその30年来のアイドルグループであり、ハロプロのどのグループもここまで吹っ切れた表現は絶対にできないだろう。この曲こそ、今年下半期に攻勢をみせたJuice=Juiceの売り込み方のようなやり方ができなかったかと今頃になって歯噛みしてしまう。
2位 SUPER IDOL -Especial- (Single Ver.) / 宮本佳林 :2pts.
  MVを見て泣き、リリースイベントに行って号泣した。こんなにもファンのことを全肯定してくれる曲があっただろうか。「自分は半分欠けた存在。だからあとの半分はかけがえのないみんな」なんて言われて喜ばないファンはいないだろう。リリースイベントの狭いブースにぎゅうぎゅうに押し込まれたファンたちの視線一人一人に手を振り返る手を振り返す姿はまさにこの楽曲そのもの。MVにもあったファンレターで作られるハートはわれわれファンの思いであり、宮本佳林がファンー送るメッセージでもある。
3位 YES! 最幸でしょ♡ / 道重さゆみ :1pts.
  当人の芸能界の引退後に聴いた曲だが、大森靖子のまるでイタコの口寄せのような歌詞が見事でもはや愛情や信頼だけでは書けない、伝承を語り継ぐ精神で書き下ろしたと思う。それだけ道重さゆみの存在は偉大だったし、その絶大な『信仰』が彼女にとってとんでもない負担になっていたことは想像に難くない。それでもこの歌詞を全力で歌い切り、ファンへの肯定と感謝を送り、潔く去っていく彼女の姿に我々はただ手を振ることしかできない。それでも言いたい。本当にありがとうと。

YouTube部門


1位 Juice=Juice『盛れ!ミ・アモーレ』Live at Zepp DiverCity 2025.9.17 | Juice=Juice :3pts.
  今年の楽曲大賞がこの曲になることは赤子でも想像できるだろう。なので、あえてここで書く。南船橋のララアリーナでの初披露。周囲では失笑を含んだざわざわした空気に包まれたのを覚えている。さんざんラテン調をやってきたJuiceが、ここにきてまだまだシングルでこういう曲を持ってきたのに首をひねったファンもいただろう。ところがどうだ。蓋を開けてみたらゴールドディスク認定の昨今のハロプロ楽曲の中でも抜きんでたヒットとなったではないか。北川莉央のSNS裏垢使用によるアップフロントの対応の未熟さから、自社でこれについての今更ながらの勉強会も行われたらしい。その成果か(たぶんそうでない偶然の重なりと奮闘努力の賜物だろうが)ようやく「今の時代のものの売り方」で勝負した功績だった。惜しむらくはもっと時期を狙った攻勢であれば、レコード大賞も狙えたかもしれないのだが、そこはハロプロの「お家芸」というしかない。
2位 【Juice=Juice】第一回 段原瑠々王決定戦!! | Juice=Juice :2.5pts.
  ハロプロは「一に音楽、二に音楽」であるゆえに、やたらとライブパフォーマンスをSNSに揚げてはこれぞ自分の看板であるかのように指し示してきたが、去年あたりからかようやくこういうメンバーのキャラクターを知らしめるような企画をやってきた。ほとんどテレビの中で居場所がなくなったハロプロにとってのこれからの居場所は良くも悪くもネットの中でしかないのは自明なのに、こういう企画に気づくのが本当に遅かったのも一種の「お家芸」かもしれない。
3位 【モーニング娘。推し活講座】突然あご乗せ用の手を差し伸べたらどうなる?メンバーのリアクションを傾向別に分析! | モーニング娘。'25 :2pts.
  まったく野中美希には頭が下がる。アップフロントは彼女に10人分のボーナスを与えてほしい。それくらい彼女は仕事ができる。トレンドをいち早くキャッチし、加えてファンのニーズをつかみ、それをどうやって自分のグループに反映させていくのか、ここまで理知的に行動したメンバーがいたであろうか。彼女も26才となり、もう「卒業」の二文字もちらつく年齢である。この彼女が始めたムーブを新たな伝統に昇華するのがこれからのテーマかもしれない。
4位 林仁愛 Juice=Juice加入 完全版 | Juice=Juice :1.5pts.
  林は本当なら去年の段階で加入してもおかしくはなかった。2024年のハロプロ研修生実力診断テストでグランプリを取った時、だれもがJuice=Juice加入を確信しただろう。結果的には一年を待たなければならなかったが、彼女の加入を以ってJuice=Juiceは「完全体」となった。最年少、お転婆、メガネっ娘。ただ加入でなくこれは「創造」であると思う。
5位 長野桃羽 アンジュルム加入 完全版 | アンジュルム :1pts.
  長野のアンジュルム加入は意外ではあったが、この動画を見てまさにアンジュルムに欠けているものもが長野のような人材なんだろうと思った。地方アイドルからのたたき上げ。研修生実力テストで見せたアイドル力。同じく地方アイドルからのたたき上げだった川村文乃をほうふつとさせてしまうのはわたくしだけの感想ではないだろう。