第9回アイドル楽曲大賞2020 >> 個人ページ LOBBOY

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メジャーアイドル楽曲部門


1位 ジャンプ / 私立恵比寿中学 :3pts.
  発表されたのは2019年末のことだが、コロナ禍による停滞ムードを突き破り、聴くものを次なる助走へと鼓舞する強度を持っている楽曲。安本彩花の「今だ!」の叫びは、アイドルソングの感情面における最高到達点を更新してみせたと思う。
2位 オトナブルー / 新しい学校のリーダーズ :2.5pts.
  クセしかない昭和エレクトロ。山口百恵をお下品にパロったSUZUKAのボーカルだけでもう勝ってる。90’sヒップホップが好きな人は是非Wu-Tang Clan “Gravel Pit”のイントロとこの曲のイントロを聴き比べてじわって欲しい。
3位 東京ラットシティ / CY8ER :2.5pts.
  フックやギミックがたくさんあって面白い和モノEDM。高揚感のあるサウンドと鬱仕様の歌詞という底意地の悪いギャップを包み隠す「東京ラットシティ」というタイトルのシャレオツ感にもやられた。
4位 メインストリートは朝7時 / MELLOW MELLOW :1pts.
  小西康陽提供曲のB面にこのタイトル、確信犯的に渋谷系直撃世代を狙い撃ちにきてるよね。そんな宮野弦士の手のひらの上で転がされている感覚すら気持ち良い佳曲。
5位 トゥモロー最強説!! / 超ときめき♡宣伝部 :1pts.
  令和の「行くぜ!怪盗少女」といった感じの曲。スタダヤングジェネレーションかくあるべし。

インディーズ_地方アイドル楽曲部門


1位 ALIVE / RYUTist :3pts.
  「2020年、もっとも浸れる曲は?」と聞かれたら迷いなくこの曲を推す。小沢健二「天使たちのシーン」にも通じる日常と生命の肯定歌。世相にも気持ちよくフィットしている。
2位 ないしょとーく / tipToe. :3pts.
  メロディーラインがちょうど気持ちいいところをクルクルする感じで癖になる。フリルパジャマ姿のMVもなかなかだったが、chiptune味のあるサウンドとウィスパーボイスという組み合わせは特定の性癖の持ち主をぶっ殺しにきてるだろと思う。
3位 Fading Lights / RAY :2pts.
  さすがにシューゲ日本代表クラスが楽曲提供しているだけあって、お耽美フィードバックノイズの渦に恍惚とさせられる。というか、自分が管梓だったら自分のバンドの曲としてリリースしていると思う(アルバム全般に言えることなのだが)
4位 恋、いちばんめ / ukka :1pts.
  小学生だった頃にSMAPの「SHAKE」を初めて聴いたときのウキウキが2020年に蘇った。90年代末のフジバラエティ好きを公言する藤井マネージャーの趣味がこんなところにも。
5位 一瞬で / DESURABBITS :1pts.
  デジタルハードコアコンセプトも楽しいが、こういうド直球なエモ曲もいいじゃん!解散間近にグループの存在を知れてよかった。

アルバム部門


1位 『playlist』 / 私立恵比寿中学 :4pts.
  アイドルポップの金字塔である。このアルバムが正しく評価されないようなら日本のアイドルシーンは終わりだとさえ思う。『MUSiC』ももちろん良いアルバムだったのだが、『playlist』は楽曲のバラエティとクオリティ双方で他に比較対象が見当たらないくらいずば抜けている。参りました。
2位 『Pink』 / RAY :1.5pts.
  ジャケットにアイドル本人の情報が一切ないことが示唆する通り、もはやフィードバックノイズが主役のアルバムなのだが、そんなことどうでも良くなるくらい音の渦が気持ち良い。このアルバムが好きな人はとりあえずoeilを聴くんだ。
3位 『ファルセット』 / RYUTist :0.5pts.
  

推し箱部門


私立恵比寿中学
  これまでもずっとリスペクトしていたグループだったが、『playlist』で完全に持っていかれた。23回目のサマーナイトやライブアルバムも素晴らしかった。