第11回アイドル楽曲大賞2022 >> 個人ページ Ono-D

投票者情報


ニックネーム:Ono-D


メジャーアイドル楽曲部門


1位 LAST SCENE / lyrical school :3pts.
  2017年~2022年の5年間続いた、リリスク5人体制の最後を飾るミドルバラードラップを今年の1位に。唯一グループに残ることを決めたminanが「最後のシーン撮り終えたら君はクランクアップして」と歌うリリック。ファンから集めた数千枚のメンバーのチェキの画像を編集して作られた愛情あふれるMV。最後まで最高のセンスを僕らに見せつけて、リリスクの5人体制は幕を下ろした。ほんと見事な仕事としか言いようがない。
2位 コーナーカット・メモリーズ / 東京女子流 :2.5pts.
  アルバム部門で1位に選んだ7年ぶりのフルアルバム「ノクターナル」からリード曲。楽曲大賞的にはリンワンへの楽曲提供でも知られる若干23歳のトラックメイカー、「きなみうみ」が書き下ろした、ダンサブルでファンキー、そして所々でシックさを纏わせるトラックに、円熟味を増した女子流メンバーのボーカルが組み合わさった、今年を代表するファンキーディスコソング。いつだって僕らを踊らせてくれる女子流はやっぱり最高の存在だ。
3位 ハッピーエンドとそれから / 私立恵比寿中学 :2pts.
  アルバム「私立恵比寿中学」よりリード曲。書き下ろしたのは今をときめく紅白出場バンドのSaucy Dog。構成、サウンド、ともに近年のアイドルの楽曲としては稀に見る非常シンプルな作りながらも、シンプルだからこそ、歌詞の描く情景が鮮明に目に浮かんでくる。第二期9人時代のエビ中を象徴する良質ギターポップ。
4位 道標 feat. Hiplin & Rin音 (Prod. GeG) / 福原遥 :1.5pts.
  例えば「透明クリア」といった作品からも感じ取れる、音楽活動への真摯な取組みとそのクオリティ。今作はプロデュースに変態紳士クラブのGeG、featuringにHiplinとRin音という新進気鋭のシンガーとラッパーの二人を迎え、彼女の新たな一面を引き出す事に成功した意欲作。今や朝ドラ女優として八面六臂の活躍を見せてくれている福原遥ちゃんが、これからもこんな面白い楽曲を届けてくれる事に期待して。
5位 手紙 / ももいろクローバーZ :1pts.
  眉村ちあきがももクロに楽曲提供、と聞くと何かトリッキーな曲を提供したのだろうかと発売前には想像していたのだけれど、完成したのは彼女のメロディーセンスの良さが存分に発揮され、ももクロメンバーのコーラスワークも光る素晴らしいバラードだった。これまでも「灰とダイヤモンド」「桃色空」といった超一級のバラードをアルバムから生み出してきたももクロだが、今作もそれら2曲に比肩する、最高の楽曲に仕上がった。

インディーズ_地方アイドル楽曲部門


1位 7号線 / ジョナゴールド :3pts.
  RINGOMUSUMEから3月末でメンバー全員が卒業する、というニュースは、ファーマーのみならず、多くの人々を驚かせた。4人の中で唯一青森を中心に、シンガーとして活躍していく事を決めたジョナゴールド。RINGOMUSUMEのサウンドプロデューサーである多田慎也が書き下ろしたソロデビュー曲の7号線は、ノスタルジーと都会感という相反する要素で構成されたサウンドに、卒業を経て一つ大人となった彼女のアンニュイさを漂わせたボーカルが光る。シンガーとしての彼女の成功を確信せずにはいられない一曲。
2位 ARTIFICIAL GIRL / AMEFURASSHI :2.5pts.
  アーティスト表記をローマ字読みに変更し、昨年からガールクラッシュなサウンドを中心とするグループに大きくシフトチェンジしたAMEFURASSHI。会心のアルバム「Drop」の一曲目となるこのARTIFICIAL GIRLは、Jamiroquaiのようなダンサブルなアシッドジャズを下敷きにしつつ、サビのサウンドをあえて歪ませるフックが、聞くものの心を掴んで離さない。2年間で本当に面白いグループに変貌を遂げた彼女達を象徴する、良質ダンス・ミュージック。
3位 うらぎりもの / RYUTist :2pts.
  昨年の「水硝子」で従来のオーガニックでポップなトラックから、大きくエッジの効いたサウンドに変化し、僕らの度肝を抜いたRYUTist。本作「うらぎりもの」もその路線を踏襲した実験的で複雑な譜割りが印象的な一曲。RYUTistの強みであるコーラスも存分に生かされる事で、難解ながらもポップ、最後には何曲もの曲を聴いたかのような満足感を得られる、濃度の高い楽曲が出来上がった。
4位 TUNED! / さよならステイチューン :1.5pts.
  作詞にフレンズのおかもとえみ、作曲はみんな大好き宮野弦士という盤石の製作陣が生み出した、最高のキラキラディスコチューン。架空のラジオ放送から始まるという構成の時点で面白いのに、イントロのキメからのカッティングの時点ですぐに心をグッと掴まれる。なんといってもサビの細かい単語割りで、リズムを刻ませる作りはお見事という他ない。職人達が作り上げたアイドルディスコの教科書。
5位 Shooting Star / CIRGO GRINCO :1pts.
  フィロのスのドント・ストップ・ザ・ダンスのフュージョンアレンジでお馴染みのDEZOLVEの山本真央機が作曲、そしてトマパイのプロデューサー兼作詞担当のジェーン・スーが作詞という超強力タッグが、CIRGO GRINCOに書き下ろした、パワー溢れるフュージョンダンスソング。問答無用でカッコいい曲とはまさにこの曲の事。

アルバム部門


1位 『ノクターナル』 / 東京女子流 :3pts.
  今年断トツで推すのは、東京女子流7年ぶりのフルアルバム「ノクターナル」。2020年からメンバーと同世代の「後藤かなえ」氏がクリエイティブディレクターに就任し、ダンサブルな部分はそのままに、グッとモードをシックにアップデートした、まさに新生女子流の魅力が全編に渡って繰り広げられる最高のアルバムに仕上がった。大傑作アルバム「Limited addiction」から10年。紆余曲折ありながらも常に良い楽曲を届け続けてきた女子流が、新たな形でアイドルアルバムの頂点に舞い戻ってきたことを大いに喜びたい。
2位 『(エン)』 / RYUTist :2pts.
  これまでのファンから驚きをもって迎えられた「水硝子」から始まったRYUTistのポストロック・エレクトロニカ路線。彼女たちの新たな挑戦に、前作「ファルセット」から続投する蓮沼執太、柴田聡子、パソコン音楽クラブといった面々も新たなサウンドで応え、実験的かつポップという両面を兼ね備えた極上のアルバムを作り上げた。全9曲で30分という短い作品ながら、それを全く感じさせない濃度。ここまで振り切った作品を作り上げたRYUTist陣営に乾杯。
3位 『L.S.』 / lyrical school :1pts.
  リリスク5人体制最後を締めくくる本作は、作家陣から見たリリスクをテーマに作られたまさに集大成。「L.S.」では5年間で培われたスキルフルな一面を、「ユメミテル」ではHACの「SPECIAL TREASURE」を引用したメロウな一面を、そして最後の「LAST SCENE」ではこれまでの5年間の全てを。様々な視点からのリリスクを表したこの作品を通して聞くことで、彼女達の5年間がどれだけ充実した活動だったのかというものを感じ取れると思う。

推し箱部門


lyrical school
  hime, minan, risano, yuu, hinako,彼女達の5年間にありがとうという思いと、minanちゃんを中心とする新生リリスクへの期待を込めて。