第14回アイドル楽曲大賞2025 >> 個人ページ Blues

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メジャーアイドル楽曲部門


1位 Re:RAY / ukka :3pts.
   ukka10周年を飾る最高到達点。
 youth caseのアコースティックなサウンドに、メンバーの思いが込められた歌詞。その時々の時代状況と対峙しながら、“持たざる者” “夢追う我と我” の喜怒哀楽を歌に託し続けてきた<ukka ドラマティック・ポップス>。この曲にはポップミュージックのすべてが刻み込まれている。次元の違う傑作中の傑作だ。
 「TOUTOI」「Tokyo LandedGirl」「Aonity」「Trip To The TKY」「リボンのひみつ」と、今年、傑作を量産してきたukka10周年イヤーの集大成と断言出来る。
 2020年代のアイドルソングの「常識」と「流行」をくつがえす、これぞukka!と呼ぶにふさわしい、渾身のバラード★★★
「いま 確かにほら 輝いてる」(Believe)
「きっと、ここから ずっと、このまま/輝き続けるからね」(Re:RAY)
2位 導火線、フラッシュバック / 東京女子流 :2.5pts.
   2011年の第10回ハロプロ楽曲大賞2011「アイドル楽曲部門」で「鼓動の秘密」が1位をとって以来、アイドル楽曲大賞は東京女子流の活躍と共にあったと言っても過言ではない。その女子流も来年3月31日に解散。今年は女子流がアイドル楽曲大賞に登場する最後となるかも知れない。だが、女子流は最後まで挑戦することをやめない。その事がすごく嬉しかった。
 初期宇多田ヒカルを彷彿とさせるファンクナンバーにして大人なラブ・ソングに挑戦しつつ、歌もダンスも抜群の安定感。この曲の楽曲パフォーマンスには<進化し続けるのを止めぬ女子流>の凄みすら感じる。
 やっぱり東京女子流は最後の最後まで<R&Bの女王>だった★
3位 息のしかた / CYNHN :2pts.
   「ノミニー」よりも圧倒的にこっち! CYNHNの最高傑作と言っても過言ではない。
 流行りの自己肯定感ソングをその内側から食い破ってゆくようなこの曲は、「息のしかた」のタイトルにふさわしく、息苦しさや哀しみや後悔・葛藤が、曲を追うごとに深まってゆく。曲中に三度出てくる「一体どうしたらいいっていうの。」、曲中に二度出てくる「笑えるだろう」は、深まりゆく闇の感情と共にすべて歌い方のニュアンスを変えているのも驚きだ。
 世論調査では、カワイイだけじゃダメ、と否定した高校生が70%をこえるというが、この曲のように閉塞感と向きあい・のりこえてゆこうとする曲がもっとあっていい。
 その意味でCYNHN「息のしかた」は、新たな音楽性を追求しながらも、間違いなく歌謡曲・ロック・ポップスの伝統を継承したブルージィな傑作である。
4位 らゔ♡戦セーション / いぎなり東北産 :1.5pts.
   たこ虹と同じくavex traxでこの路線かと思ったが、TikTokで聴いていると、Cメロから曲展開が変わったり、言葉遊びも巧み。
 いぎなり東北産は人数も多い分、誰を曲中のどこで強調するか、すごくむつかしいと思うが、ここまで徹底した楽曲世界観は逆に感動的ですらある。
 私はSNSでバズることを自己目的化したポップスは苦手で、名曲こそが世の中に浸透すると思っているが、いぎなり東北産はこの状況をむしろ面白がっており、逆に自分たちの持ち味に変えている。時流にのってバズることを自己目的化した私たちをバズらせる的な、東北産流みちのく革命歌なのかもしれない★
5位 超最強 / 超ときめき♡宣伝部 :1pts.
   プリンセスヒーローは今年かと思ったが去年でしたね。だったら、メロディが秀逸なこの曲しかない。本当は七月のサイダーやプリンセスヒーローの路線の超ときめき♡宣伝部の方が好きだけれど、王道アイドルまっしぐらに歩み続けてきた彼女たちなら、自己肯定感ソングも許せます。そもそもパフォーマンス力があるからね。

インディーズ_地方アイドル楽曲部門


1位 空 / タイトル未定 :3pts.
  タイトル未定とukkaのここ数年の楽曲には裏切られた事がない。今年を代表するポップスはこの曲とukkaの「Re:RAY」、東京女子流の「導火線、フラッシュバック」、CYNHNの「息のしかた」、そしてRingwanderungの「Utopia」以外ないでしょう。
 今年、新体制をスタートさせたタイトル未定だが、明日への希望を歌い続けるその姿勢は紛れもなく美しい★

  そうそう、蛇足ながら、来年度のノミネート曲になるが、11月28日にMVが公開されたばかりの新曲「プラネタリウム」はもっとスゴいよ。タイトル未定の新境地で、ナント! ソウル・ミュージックを基調としたムーディなシティ・ポップに挑戦している。なのに、あたたかみがあるというのはタイトル未定にしか成し得ない離れ業の一曲。
2位 Utopia / Ringwanderung :2.5pts.
   11月9日にMVが公開されたばかりだが、内面からアンビバレントな感情が溢れ出してくるようなこの曲は素晴らしい。この曲が1位になっても納得なラテン・ロック。
3位 斜陽 / fishbowl :2pts.
   fishbowl今年の一曲にあげるなら、「蒼霞」ではなく、私はこっち。ミドルテンポの傑作だと思う。ハスキー・ソウルシンガー新間いずみさんの卒業は本当にもったいない。
4位 コノユビトマレ / yosugala :1.5pts.
   yosugala現時点での最高傑作だと思います。

 12月5日よりTOY'S FACTORYから「ハルカカナタ」でメジャーデビューおめでとうございます。「ハルカカナタ」こそ最高傑作ですね。
5位 Don't stop the music / AMEFURASSHI :1pts.
   様々なダンス・ミュージックに挑戦してきたAMEFURASSHIがついにたどり着いた境地。「こっちみて星☆」と迷ったが、やっぱり楽曲・パフォーマンスの良さでこっち。

アルバム部門


1位 『青春小節 ~約束と衝動~』 / ukka :3pts.
   今作は、桜エビ~ず時代を含む10年余の歴史を感じさせるスペシャルベスト盤であると共に、すべて現体制で新録した11曲と、ukka版「明日なき暴走」と呼ぶべき「Aonity」や永遠なる思いを込めた「リボンのひみつ」や最高傑作「Re:RAY」など最新曲3曲で構成された、新たな歴史を切り拓く意欲に燃えた、極めて現在的意義のあるアルバムとなっている。
 これは桜エビ~ず⇒ukkaの魂の遍歴を描いた<ドラマティック・ポップ>アルバムの決定版に他ならない。
 昔も今も、ukkaは既成のアイドルポップスをのりこえて本物のポップミュージックとはいかにあるべきか常に自問自答を繰り返しながら、その時々の時代と対峙して“持たざる者”“夢追う我と我”の喜怒哀楽を歌とパフォーマンスに託してきた。
 本作とALLOUT 3rd公演は、ukkaの新たな決意表明であり、新時代を切り拓く意欲にみなぎった力作(文学)である。
2位 『東京女子流』 / 東京女子流 :2pts.
   最後まで挑戦を止めない東京女子流が名実ともに<R&Bの女王>であることを証明した最高のラストオリジナルアルバム★
3位 『INVERSIOИ』 / CYNHN :1pts.
   ここ二三年も傑作を量産し続けるCYNHNの力量を示した傑作★

推し箱部門


ukka
   三四年ぶりにukkaに投票。
 昨年10月4日の川崎CLUB CITTA'での『doll』公演》から、10周年イヤーである今年の定期ライブシリーズに至るまで、ukkaのライブに一度として裏切られなかった。
 今年は特に8月31日の@JAM EXPO、たった25分5曲のステージでukkaが<10年間の魂の遍歴>をビルトインしたステージは圧巻だった。メインステージ昇格を逃した<2019年>サブステージのトリで、いつまでもアンコールが鳴りやまなかった、“伝説の”ブルーベリーステージをのりこえる熱量・情熱だった。
 格が違う……のちに若菜こはるが『これまでの長いukkaの歴史の中でも「最新が最強なんだ。」と証明したい』と語ったことに嘘偽りなし。
 最高到達点「Re:RAY」を観ればそれが良く分かる。
 来たる「ALLOUT 3rd」は<ukka ドラマティック・ポップス>の勝利宣言となるだろう。