第14回アイドル楽曲大賞2025 >> 個人ページ erisu

投票者情報


ハンドルネーム:erisu


メジャーアイドル楽曲部門


1位 朝の光 / lyrical school :3pts.
  チルなナンバーだがどうしようもなく胸が熱くなる。ステージとフロア(野外でも)でこの曲とともに過ごす時間が最高。
2位 わるいこと / CYNHN :2.5pts.
  サウンドがカッコいいのはもちろんのこと、歌唱力抜群でどんな曲もさらりと歌いこなすCYNHNが、どこか退廃的な雰囲気をたたえたこの曲では独特の色気を放っている。また新しい魅力が生まれたように思う。
3位 KESELA / ミームトーキョー :2pts.
  曲のどの場面も奇妙で楽しい、そして個性の強いメンバーの声質がより混沌を深めて、より楽しくなる。
4位 Re:RAY / ukka :1.5pts.
  
5位 シンデレラのラララ♡ / 超ときめき♡宣伝部 :1pts.
  

インディーズ_地方アイドル楽曲部門


1位 plasma / RAY :3pts.
  ドラム3台で構成され全編7拍子からなる複雑極まるマスロックナンバーながら、リズムに乗って一緒に体を動かす喜びがある。無機質だがきらびやかでもある。技巧的なのに、音楽への先入観を吹き飛ばすプリミティブさも感じる。何もわからず聞いているうちにplasmaキッズ。
2位 (One More) deep diver / AQ :2.5pts.
  AQがこの世界に姿を現したEP収録の「DEEP DIVER」、それと同一のテーマを扱いながら、よりメロディアスで色彩の濃い曲。リリースされた当時、まだデビュー一年にも満たない期間でこれほどまで表現力を身に着けたことにも驚かされるし、デビュー当初のメンバー個人の個性が見えづらいプロモーションはあまり変わらないまま音楽の中から浮き出る個性を味わえるようになったのもファン冥利に尽きる。

3位 蒼霞 / fishbowl :2pts.
  アイドルにとって夏は特別な季節。夏が内包する、いつか振り返る思い出の切なさと今この瞬間弾ける楽しさ。サビ・イントロとABメロの転調で生まれる揺らぎは、夏のすべてを味わわせてくれる。
アンサーソングにも良し悪しがあって、最初の曲まだ全然味するのにもうアンサーソング?と思ってしまうこともある。その点、蒼霞は朱夏・白線の2曲を受け継ぎながらこの2曲とのシナジーが生まれるような理想的な関係性になっている。
ライブでの振り付け、MVも素晴らしく、曲の魅力を増幅させている。メンバーが変わり新しい夏が来ても歌い続けてほしい曲。
4位 秋刀魚 / きのホ。 :1.5pts.
  ロックっていいなと初めて感じた日のことを思い出させてくれる曲。パワフルで情感豊かな歌唱も身近なものを歌う歌詞もきのホ。の真骨頂で、パフォーマンスでは円熟していながらも貪欲さは未だ健在、いやさらに高まっていると感じさせてくれる。
5位 toy / diig :1pts.
  奇妙で一筋縄ではいかない音がたくさん鳴っているのに、表面が最大限ポップでキュートだからするっと飲み込んでしまって、気づいたら内側から浸食されている。そんな体験が快感になって、また再生してしまう曲。

アルバム部門


1位 『White』 / RAY :3pts.
  ちょっとアルバムとして強すぎる。ロック界のレジェンドから今頭角を現している若手までそうそうたる作家陣がその個性を遺憾なく発揮し、しかしオルタナティブロックの名曲を集めたコンピレーションではなくアイドル・RAYのアルバムとして成立させている。これは、楽曲の強度が高いだけでなく、その奥にあるRAYがライブをする姿が見通せる作りになっているからだと思う(「See ya!」でシングル配信バージョンからシャウトが追加されたのは象徴的)。ライブとともに音楽性を積み重ねてきたRAYの現在地を示す傑作。
2位 『S.E.A』 / AQ :2pts.
  すべての曲が突き抜けた魅力を持っている。サウンドの強さと、それに応えるメンバーの歌唱。どこをとっても高クオリティを極めていて、1年目でこれが出てきたのは非凡としか言いようがない。そして個性あふれる曲たちがDEEP DIVERに始まり(One More)deep diverに終わる曲順に編み上げられ、ひとつのストーリーを成す構成も、アルバムという単位を愛する身にはたまらない。
3位 『河原町ハイドアウト』 / 0番線と夜明け前 :1pts.
  轟音の中で生まれる光の儚さとコントラストが強烈。アルバム内で一貫した個性もメンバー自身の作詞も大きな魅力で、セルフプロデュース「でも」できるにとどまらず、セルフプロデュース「だから」できる音楽の結晶。

推し箱部門


RAY
  あらゆるアイドルは音楽以外の魅力を持つし、商売としてそういう魅力を売っている。今回私が投票した素晴らしい楽曲をリリースしたアイドルたちも、そこからは逃れられない。そして音楽にこだわることは、「売れる」ためにはコスパの悪い手段かもしれない。そんな環境の中で、RAYはまっすぐに、しかし戦略的に妥協のない音楽を届けてくれる。そして完成度の高い作品としての音源をリリースすることとチャレンジングなライブを届けることを両立し、それがさらにライブ/音源へと昇華されていく良い形が生まれている。その上で、エッジーでありながらポップであることも忘れていない。ディープな音楽への入り口としての役割も果たそうとしている。
混沌としたアイドル界の中、音楽を自分たちの軸に据え、ポップに、オルタナティヴに挑戦を続ける。そんなRAYの存在に希望を感じている。